Review

2018.06(限定公開)

みなさま、新年度スタートから早くも2ヶ月が過ぎ、クラブ、一般団体の活動が本格的にスピードアップしている頃と思います。

2017年冬から2018年春のイベントはそれぞれの地域で、いろいろな形で開催され本日の福島でのイベントでひと段落となりました。SBA Directorsの中から出てきたアイディア、ぬいぐるみの旅も、みなさまにご協力いただき、ゆる〜くそして楽しく各地を輪をつなげるきっかけとなりました。

全国のマーチングバンドでは、プレーヤー数、団体数が減少し、どこか当たり前のことのようにも感じられる様になってしまっている様です。また、クラブ活動のあり方が見直されなければならないところに来ていること、話題に出ることについて、過去これだけ多かったことはないように思います。そのような中、コンペティティブな活動のメリットをプラスにするためにも、競演だけではなく共演の機会も作り、バランスを考えていけると良いのではないかと私たちは考えています。

幅のある(ゆるい)活動提案の中にも、大切なことを学んだり試していくことを今まで以上に意識していきたいと考えています。

2016-2017シーズンはDirectors制をスタートしました。一般団体でプレーヤーで参加していた年長者やバンド指導経験はない教員がリード、指導する事になるケースで、何もないままチャレンジしなければならないケースがあります。しかし実際には困難がとても多く厳しいことでもあります。同じ関わるなら、プレーヤーより一段上の深みのある達成感を得られるレールの上を歩く。これが一つの理想ですが、トップダウンの形や、根性論の様な旧来のあり方では、我慢大会(?)のように個人の負担が大きくなるばかりです。

SBAでは責任を担いつつも負担としないBuddy Systemで、役割を必ず二人以上で情報の共有と責任の分散を図りました。この形は様々な場面で功を奏し、今ではそれぞれのホームチームで採用されています。DIrectorsトークが一つの学びの場になっているという言葉を多くいただくことができました。

SNSを利用して繋がっているDirectorsでは、LINEのグループで現在30名以上に参加いただいています。MP! in Fukushimaのレビューがひと段落つき次第、一旦解散し、リニューアルして進める予定です。BRは、MLを中心に進める事になっています。